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アラスカ・カナダのシーカヤック旅の中で、独りで見るにはもったいないほどの夕陽に何度か出会った。焼けるような太陽とそれに塗られた真っ赤な空と海のキャンバス。それは今日一日の疲れを癒してくれるものでもあるが、今日という日が終わってしまう哀愁を誘うものでもある。そんな風景を見ているといつも「このまま時間がとまってくれたら」なんて思ったりするが、そんな思いとは裏腹に太陽はゆっくり沈み、いつしかほんのひと欠片ほどになる。山の向こうに沈みゆく最後の一瞬、なぜか親しい友人との別れのように似た感情が湧いてくるのは僕だけだろうか。また明日その姿を現すことを分かってはいるものの、たまらなく寂しい気持ちになる。
また明日も晴れることを願いつつ、これからやってくる闇に包まれる前にテントに戻り眠りに就く。 |
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